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チェルシーのコンテ監督、ジエゴ・コスタの試合後の“嗜み”を容認か

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チェルシーのFWジエゴ・コスタ

 チェルシーのFWジエゴ・コスタが、試合後にSNSにアップした動画が話題になっている。スタンフォード・ブリッジで行われたWBA戦に1-0で勝利したあとのロッカールームで写したと見られる動画には、ビール瓶らしきものを持つコスタが映っている。これを受けてチームを率いるアントニオ・コンテ監督は、適量であれば選手に試合後の飲酒を許していることを明かした。

 コンテ監督はシーズン中に選手に対して厳しい食事制限を課すことで有名だ。しかし、アルコールの摂取は禁止しておらず、適量であれば飲酒することを気に留めない方針をとっていることが今回明らかになった。監督は試合後にチームのエースがビールを飲むことがあると話し、それを認める理由を語った。

「水分補給のためにコーラや1杯のビールを飲むことを許している」。コブラム・トレーニングセンター(チェルシーの練習場)で行われた定例の会見でコンテ監督は明かした。「疲労回復にいいと聞いた。でも1杯だけだよ。たくさんはだめだ。しかも、試合が終わってからすぐに限ってだ。1時間後ではだめだ」

「選手たちは皆、偉大なプロフェッショナルだ。この場合、監督やコーチが『これをしろ、あれをしろ』と指図することはよくないと思っている。選手たちはなにをどうすればいいのか、しっかりと分別がつくプロフェッショナルであると私は信じている」

 チェルシーは選手とその家族のためにクリスマス・パーティーを準備している。しかし、選手たちはボクシング・デー(クリスマスプレゼントを空ける日の意で26日を指す)に行われるボーンマス戦を前にクリスマス当日にもトレーニングを行う予定だ。

「特にクリスマスは、家族と時間を過ごすべき日だ」と、コンテは話す。

「クリスマスを祝うのは大事なことだ。ただし、羽目を外すのは違う。翌日にボーンマス戦を控えているんだ。きっと難しい試合になるはずだ。それでもやはり、クリスマス当日は家族と過ごすべきだと思うよ」

「正直に言って、クリスマスはパーティーに参加するよりも家でゆっくり家族と過ごしたいよ。26日には試合があるけど、クリスマスは家族と過ごせるようにクリスマスの1週間前から試合に向けて準備をしてきたんだ」

 サンダーランドとアウェーで対戦する水曜日の試合を前に、チェルシーは9連勝と好調を保っている。このいい流れを保ったまま、年末は31日にホームでストークと、年始は4日にアウェーでトッテナムとの対戦を控えるクリスマスシーズンの過密日程を走り切れるだろうか。日曜日の試合でも決勝点を決め、現在12得点で得点ランキングのトップをひた走るジエゴ・コスタの活躍に注目してみよう。

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