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チェルシーがクラブ記録の11連勝に並ぶも…次節コスタとカンテが出場停止

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ジエゴ・コスタの決勝点でチェルシーが11連勝に

[12.17 プレミアリーグ第17節 クリスタル・パレス0-1チェルシー]

 プレミアリーグは17日に第17節1日目を行った。首位を走るチェルシーは敵地でクリスタル・パレスと対戦し、1-0で勝利した。

 前節サンダーランド戦の勝利でついに10連勝としたチェルシーは、クリスマスを首位で迎えることが決定。データ会社『オプタ』によると、過去4度クリスマスを首位で迎えたチェルシーは、いずれもその後プレミア制覇を成し遂げている。連勝のままクリスマスを迎えたいチェルシーは、サンダーランド戦から2人を変更。MFセスク・ファブレガスとFWペドロ・ロドリゲスに代えて、MFネマニャ・マティッチとMFエデン・アザールがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半は一進一退の攻防が続いた。クリスタル・パレスは前半21分、中央のMFヨアン・キャバイエが右サイドに展開し、DFマーティン・ケリーがグラウンダーのクロスを送ると、MFジェイソン・パンチョンが右足ヒールシュート。同38分には、ケリーのクロスからゴール前に走り込んだMFジェームス・マッカーサーが頭で合わせる。クリスタル・パレスは、シュートまではいい形を作ったが、最後の部分で精度を欠いた。

 一方のチェルシーは、なかなか決定的な場面を作ることができない。得意のカウンターでMFマルコス・アロンソが抜け出すも相手DFにパスをカットされ、PA内までボールを運ぶことができない。それでも、均衡を破ったのは首位を走るチェルシーだった。前半43分、アザールからパスを受けたDFセサル・アスピリクエタがPAへロングパスを送り、FWジエゴ・コスタが打点の高いヘッドでゴール右隅に決め、前半を1-0で終えた。

 1点リードのチェルシーは、後半5分にMFエンゴロ・カンテが右足ミドルを放つなど、追加点を積極的に狙いに行く。同19分には、MFウィリアンを下げてセスクを投入。すると、攻撃のリズムが変わり、PA内に侵入する機会が多くなり、アロンソやカンテらがシュートを浴びせた。同39分には、ゴール正面の絶好の位置でFKを獲得し、アロンソが左足で狙うもクロスバーを叩き、なかなか追加点を奪うことができない。

 チェルシーは後半44分に、D・コスタに代えてFWミシー・バチュアイを送り込むも、後半は得点を奪えなかったが、相手の反撃を無失点に抑え、1-0で試合終了。チェルシーがクラブ記録タイの11連勝とした。だが、この日イエローカードを受けたD・コスタとカンテは、26日に行われる第18節ボーンマス戦は累積警告により、出場停止となる。


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