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チームの改善を目指すシメオネ、ヒメネス&フアンフランのポジション変更に手応え

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ポジション変更に手応えを示すディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリーは30日にアル・イテハドとの親善試合に臨み、3-2の勝利を収めた。ディエゴ・シメオネ監督は、この試合で試行した選手のポジション変更に手応えを得ている様子だ。

 今季のリーガ・エスパニョーラではこれまでのような安定した成果を収められていないアトレティコだが、シメオネ監督はこのサウジアラビアで行われた一戦で実験的な試みを行っている。DFフアンフランを、数年前まで本職としていたサイドハーフに戻し、また後半にはDFホセ・ヒメネスのポジションを一列上げてボランチとして起用。チームはフアンフラン(23分)、FWフェルナンド・トーレス(63分)、DFホセ・ヒメネス(71分)の得点によって、3-2で試合を制した。

 シメオネ監督は試合後会見で、ポジション変更とともに結果を残したフアンフランとヒメネスについて次のように語っている。

「フアンフランはキャリアを通してサイドハーフとしてプレーしてきたし、アシストや奥行きを与えてくれるなど、攻撃的なオプションを増やしてくれる。右サイドバックにブルサリコが加わったことで、再び彼を前でプレーさせる可能性が増した。常にそう起用するわけではないとしてもね」

「ヒメネスについても同じことが言える。彼を中盤で起用したのはこれで2回目だが、有用なオプションになり得るよ」

 シメオネ監督はまた、アトレティコを退団する可能性を再度問われて、「ノーだ。アトレティコを離れることはない」と断言している。


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