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清武への興味を認めるヘルタSD、一方で完全移籍のための8億円の支払いに難色を示す

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セビージャで出番がなくなっているMF清武弘嗣

 ヘルタ・ベルリンセビージャで出番がない日本代表MF清武弘嗣を獲得できるのだろうか。ヘルタのミヒァエル・プレーツSD(スポーツディレクター)はドイツ紙『ビルト』で同選手について言及している。

 清武は昨夏にハノーファーからセビージャへ移籍。ホルヘ・サンパオリ監督の下ではほとんど構想から外れているように見え、ブンデスリーガのヘルタやケルンからの関心が伝えられてきた。そんななか、ヘルタが具体的に同選手に対する興味を認め、プレーツSDはこのように話した。

「我々は今シーズンの序盤にも彼を狙っていた。今、セビージャは彼を売ろうとしているが、我々は現時点において彼を獲得するお金を支払えないんだ。だが、移籍市場はもうしばらく開いているからね」

 セビージャは清武を獲得するために注ぎ込んだ移籍金は650万ユーロ(約8億円)。これまでの報道によると、セビージャは現時点、清武のレンタル移籍を望まず完全移籍での放出のみを認めるという。その要求額は同クラブがハノーファーへと支払った移籍金との同額だと伝えられている。

 一方のヘルタは清武のレンタルでの獲得を希望していると見られる。今回のプレーツSDによるコメントで示されるとおり、ヘルタは清武の獲得に他クラブが乗り出さなかった場合、セビージャ側が完全移籍以外の取引を受け入れることを期待しているようだ。

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