ニースのFWマリオ・バロテッリについて困惑していると発言し、注目を浴びた同僚のMFバレンティン・エイセリックが発言を修正した。『Goal』の取材で明らかになった。

　バロテッリは今季、これまで13試合に出場し9ゴールを挙げた。すっかりサポーターの心をつかみ、チームにも溶け込んだかのように見えていたが、チームメイトのエイセリックからバロテッリとの接し方について戸惑う声が上がっていた。

　エイセリックはバロテッリについて、「完璧に物事が上手く行かないと、自分の殻に閉じこもってしまうんだ。そういうのは残念だと思うよ」と発言し、失敗したときの行動を改め、チームワークを考えるよう求めていた。しかしこの発言の影響は大きく、各メディアで「バロテッリが孤立」などと報じられたため、発言を修正した。

「マリオについて僕らとは別世界の人間だと言ったのは、彼の才能に関してだ。彼の才能はヨーロッパのビッグクラブのレベルに値する」

「チームに彼の居場所がないとの意味で発言したのではない。これについてはもう何も言わないつもりだ。マリオのことは僕やチーム全体で精一杯サポートしていく。僕らにとって大切な選手で、これからもチームに貢献してくれるはずだ」