レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、数的有利に立ちながらも敗れたFA杯5回戦のミルウォール戦について試合後の記者会見で語っている。

　昨季のプレミア王者であるレスターは、FA杯5回戦で3部のミルウォールと対戦し、0-1で敗れた。ミルウォールDFジェイク・クーパーの退場により数的優位に立ちながらも、終盤の失点でFA杯から姿を消すこととなっている。大幅にメンバーを変えて試合に挑んだレスターは良いスタートを切ったが、前半のうちにリードを奪うことができず、52分に数的有利に立ってからもアイデアに乏しく、点を奪うことができず。この結果を受け、ラニエリ監督は失望をあらわにしている。

「とても失望している。前半は良かったし、11対10になるまではまずまずだった。その後、彼らは我々より情熱をもってプレーし、勝利に値した。次のラウンドに進むために勝つしかなかった。選手たちに大きなチャンスを与えたが、もっと勝利への執念を見せなければならない」

「前半は良いフットボールを見せてくれたし、そのために十分な準備もしてきた。前半が終了した時点ではまだハッピーで『この調子で行け。最悪でもクリーンシートで終えろ』と言った。なぜなら再試合になったら今度はホームで戦える。しかし最後の最後で負けてしまった。我々はミルウォールより良いチームだが、ミルウォールが勝利に値した。3部のチームがプレミア王者に勝つことができるということを学ぶことができた」

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