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スペイン審判技術委員会、ビジャレアル会長&ピケの処分を求める意向

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スペインサッカー連盟の審判技術委員会はバルセロナDFジェラール・ピケの処分を求める意向だ

 スペインサッカー連盟(RFEF)の審判技術委員会(CTA)は、同連盟の競技委員会にビジャレアルのフェルナンド・ロッチ会長、バルセロナDFジェラール・ピケの処分を求める意向のようだ。スペイン『ルスポルト』が報じた。

 この動きは26日のリーガエスパニョーラ第24節ビジャ・レアル対レアル・マドリー(2-3)における疑惑のPKに端を発する。レアル・マドリーは1-2の状況で、疑惑の判定によって同点に追いついた。この試合の74分、MFトニ・クロースがミドルを放つと、DFマテオ・ムサッチオの足に当たって浮き上がったボールがMFブルーノ・ソリアーノの腕に触れ、ヒル・マンサーノ主審がこれをPKと判断。FWクリスティアーノ・ロナウドがこのPKを決め切って同点にい付き、その後逆転を果たしている。

 その試合後、ビジャレアルのロッチ会長はそれが誤審であると断言したほか、「ヒル・マンサーノがマドリーのエンブレム付きの袋を持ち帰ったことは、私にとってよろしくない」と発言(袋の中身はピンバッジなどの粗品とされる)。一方ピケは『ツイッター』で「同じライバル相手に勝ち点8差、8ポイント分だぞ」とつぶやき、バルセロナとレアル・マドリーの勝ち点差がビジャレアル、さらにはマラガ戦の誤審によって8ポイント開いたことを指摘していた。

 『ルスポルト』によれば、CTAは両者の言葉を重く見て、競技委員会に処分を求める意向を固めた模様。なおピケが審判批判で処分を求められるのは、今季3回目のこととなる。

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