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クーマン、ウンスエ、バルベルデ...バルサがL・エンリケ後任の“最終”候補絞る?

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来季、バルセロナのベンチに座って指揮を執るのは誰になるのだろうか。

 先月、バルセロナのルイス・エンリケ監督は今季限りで退任する意思を表明した。クラブは現在後任人事に追われている。

 L・エンリケ監督の宣言により、ロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)は今季終了時までに後任監督を決めなければならなくなった。バルセロナ幹部が探しているのは、ポゼッションサッカーとポジションプレーを推敲し、攻撃的なスタイルを信奉する指揮官。L・エンリケ監督は対戦相手にとって予測不能なプレーをするためにカウンターを取り入れたが、その辺りの“処方箋”は監督のさじ加減に任せられるとみられている。

 新監督決定は、クラブにとっての重要事項である。新たな監督はジョゼップ・マリア・バルトメウ会長政権での最後の指揮官となる可能性が高い。さらにMFハビエル・マスチェラーノアンドレス・イニエスタはキャリアの終盤に差し掛かり、DFジェラール・ピケ、FWルイス・スアレス、リオネル・メッシは円熟期を迎えている。今後1、2年の成績はバルセロナの将来を左右するものになるのだ。

 スペイン『ムンド・デポルティボ』では、クラブが“最終”候補を4名に絞ったことが伝えられている。それはL・エンリケ監督の下でアシスタントコーチを務めるフアン・カルロス・ウンスエ氏、ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督、ソシエダのエウセビオ・サクリスタン監督、エバートンのロナルド・クーマン監督だという。

 また、後任人事は今季の戦績によるところも大きい。バルセロナはリーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイで3冠の可能性を残している。このうち2つか3つでタイトルを獲れば、現チームに深く携わるウンスエ氏がポールポジションにつく。そうでなかった場合、経験豊富な他クラブの監督にクラブは矛先を向けるようだ。

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