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メッシは「サッカー界のパバロッティだ」…衰えへの批判をカペッロが一蹴

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カッペロ氏がリオネル・メッシについて語った

 レアル・マドリーやイングランド代表を指揮した経験のあるファビオ・カペッロ氏が3日、バルセロナのFWリオネル・メッシは「サッカー界のパヴァロッティだ」とイタリアラジオ放送『ラディオ・アンキオ・スポルト』のインタビューで述べた。

 現在70歳の指揮官は現在、監督業はせず、サッカー解説に専念している。アルゼンチン代表の天才メッシについて問われると、自身の見解を示した。

「メッシのプレーにはいつだって魅了される。彼はサッカー界の(ルチアーノ)パバロッティだ。ピークを過ぎた選手だと言う者もいるがとんでもない。並外れた選手とはどんな時でもスイッチを入れて最高のプレーで、観客を驚かせ楽しませてくれるものだ」

 プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスと並ぶ世界3大テノールとして知られるオペラ歌手、ルチアーノ・パヴァロッティを例に挙げ、メッシが別格の選手であることを強調した。

「以前と同じメッシではないかもしれないが、彼のレベルとクオリティは並外れて高く、これからも楽しませてくれるだろう」

 68歳までオペラの舞台に立ち、70歳でトリノ冬季オリンピックの開会式で『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」を披露したパヴァロッティに重ね合わせ、メッシが年齢を重ねつつも素晴らしいプレーを見せてくれることを期待した。

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