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ミランがドルトムントのオーバメヤン獲得を目指す…過去には下部組織に所属したことも

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ドルトムントFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 ミランは来シーズンに向けて、ドルトムントのFWピエール・エメリク・オーバメヤンの獲得に興味を示していると3日、イタリア紙『レプブリカ』が報じている。

 ミランは13日から14日にかけて新オーナーとなる中国資本のロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルクに経営権が譲渡される見込みとなった。来夏にヨーロッパリーグへの出場が可能となる5位に食い込めるかどうかはまだ不透明だが、ミランとしては、新オーナーの下で飛躍の年にしたい考えだ。

 そこでミラン首脳陣は譲渡手続きが完了次第、来シーズンに向けて、18歳GKジャンルイジ・ドンナルンマやFWスソらとの契約延長を進め、主力の引き留めを狙う。また、新戦力として、ドルトムントのセンターフォワード、オーバメヤンの獲得を目指しているとみられる。オーバメヤンはガボン代表の27歳でフランス国籍を持つ。今シーズンはブンデスリーガで25試合に出場し25得点を挙げており、バイエルンのFWロベルト・レバンドフスキと得点王争いを続けている。

 オーバメヤンは07-08シーズンにミランの下部組織に所属していた経験があるものの、翌年からフランス国内にレンタルの形で武者修行に出たままミラン復帰は叶わなかった。

 ミランは今シーズン、第30節を終えた段階で、ゴール数はわずか43。セリエAでも9位と決定力が不足は否めない。ヨーロッパでも有数のストライカーであるオーバメヤンの加入が実現すれば、ミランにとって強力な助っ人となるだろう。


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