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アトレティコ会長、テオ・エルナンデス狙うレアルを牽制…「現時点では仮定の話に過ぎない」

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著しい成長を見せているDFテオ・エルナンデス

 アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は、アラベスにレンタル中のDFテオ・エルナンデスについて、「彼はアトレティコの選手だ」と獲得を狙う他クラブを牽制している。

 昨年夏にアトレティコと2021年まで契約延長を行ったテオだが、今季は出場機会を求めてアラベスにレンタル移籍している。現行契約では契約解除金が2400万ユーロ(約28億円)に設定されているとみられ、この将来有望な左SBをレアル・マドリーが狙っていると報じられているところだ。

 セレソ会長はスペイン『カデナ・セール』の番組“ラルゲーロ”で、「選手が退団を望むなら、そうすればいい」としつつ、「このテーマに関しては明確だよ。テオはアトレティコ・マドリーの選手だ」と話している。

 アトレティコは2日にチャンピオンズリーグ準決勝第1戦でレアルと対戦する。セレソ会長は「今は非常に重要な試合を控えている。それ以外の話題は余計だよ」と加え、「現時点では仮定の話に過ぎない。どうなるかは後々分かる」と“一時休戦”を宣言した。

 一方、テオの兄であるDFルーカス・エルナンデスは1日に2022年までの契約延長でアトレティコと合意した。テオは兄の契約更新に「ふさわしい契約延長に、おめでとう!愛してるよ、兄貴!」とソーシャルメディア上でメッセージを記している。


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