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香川真司、一部独紙はポカール決勝でのプレーを高く評価「とても目立った」

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MF香川真司のプレーが高く評価されている

 27日、ドルトムントフランクフルトを2-1で下し、DFBポカールを制した。このラストマッチでフル出場を果たした日本代表MF香川真司を地元紙『WAZ』が高く評価している。

 香川はこの一戦では主に中盤の深い位置でプレー。16分にはフランクフルトが仕掛けるカウンター攻撃をタックルで阻止するなど守備の面でも貢献している。後半には前線に現れ、ゴールに近づく場面も見られたが、この日は決定的なプレーは多く見られず、守備と攻撃をつなげるボランチに近い役割に専念していたようだ。

 そのパフォーマンスに『WAZ』は「2.5」と高めの評価をつけている。先制点を奪ったMFウスマン・デンべレ、PKで勝ち越しを決めたFWピエール・エメリク・オーバメヤンを含む5人が「2」を与えられトップタイに並んだ。同紙はハーフタイムに負傷交代となったMFマルコ・ロイス(「4.5」)、DFマルセル・シュメルツァー(「4.0」)を辛口評価。香川のプレーについては「ドルトムントとともにポカールを2回優勝した日本人選手はとても目立った試合を見せた」と寸評し、「豊富な運動量を見せ、53分には惜しくも2-1とするチャンスを逃してしまった」と続けた。

 一方で、『ルールナハリヒテン』は香川に「3.5」とやや低めの採点をつけている。得点者のデンべレとオーバメヤンに「2」とトップタイとした同紙は、PKを獲得したMFクリスチャン・プリシッチも「2.5」と高く評価。DFソクラティス・パパスタソプロス、MFマティアス・ギンターは最低タイの「4」となっている。また香川のパフォーマンスについては「優れたドリブラーはここ最近絶好調だったが、ファイナルではそのフォームを再現できず」と記し、「前半は姿を消すことが多く、それによりドルトムントの攻撃的プレーが停止してしまった。後半の方は存在感を増し、相手ペナルティーエリア内にも顔を出している」と続けた。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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