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「ドンナルンマ事件をつくった」ミランサポ、18歳GKとミランを弄ぶ代理人に憤慨

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ジャンルイジ・ドンナルンマの去就に揺れるミラン

 ミランのサポーターがGKジャンルイジ・ドンナルンマに対し、ミラン愛を見せるよう懇願した。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が5日、報じている。

 18歳の若き守護神は現在、ミランとの契約延長交渉が難航しており、他クラブへの流出が懸念されている。このためクルバ・スッドのミランサポーターは、ドンナルンマに対し、ミラン愛を見せるよう懇願するとともに、代理人を務めるミーノ・ライオラ氏を糾弾した。

 1日にモナコのモンテカルロで行われた交渉において、ミランは提示額を約6億円に引き上げ、ドンナルンマとの合意を図った。しかしいまだ交渉はまとまらず、ミランサポーターはしびれを切らしている。「怪物とはいえまだ年齢は若い。とんでもない代理人のせいで、“ドンナルンマ事件”とも言うべき奇妙な状況に陥り、クラブやミランサポーターの神経をとがらせている」とライオラ氏を非難した。またライオラ氏が自身の商売のために、ミランやドンナルンマを手玉にとっていると、サポーターは感じている。

「ミランを弄び、18歳の青年も(ミラン愛を示すために)毎週のようにユニフォームにキスをする状況になっている。選手の意思、そしてクラブの意向は尊重されるべきだ。良心の呵責もない人物がこのようにふるまっているのはありえないことだ。この大商売人の目的は自分に有利な条項を入れて合意させ、将来の移籍の際に巨額の利益を上げることだけだ」

 そしてミランサポーターは、最後にドンナルンマに向けて残留を決断するよう懇願している。

「ジージョ(ドンナルンマ)には、ミランへの愛をもう一度示してほしい。だが今度は事実で示してほしい。愛はキスだけではなく、偉大なふるまいでも証明できるものだ」


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