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コロンビア指揮官がジダンにチクリ「ハメスは十分なサポートを受けていなかった」

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十分な出場機会を得られなかったMFハメス・ロドリゲス

 コロンビア代表のホセ・ペケルマン監督はレアル・マドリーで不遇の時の過ごすMFハメス・ロドリゲスについて、クラブから十分なサポートを受けられなかったと指摘している。

 ハメスは今季、リーガ・エスパニョーラで22試合に出場し、8得点を記録したが、先発出場は13試合にとどまった。FWガレス・ベイルが負傷離脱した時もジネディーヌ・ジダン監督は4-4-2のトップ下にMFイスコを配置し、ハメスには十分な出場機会が与えられず。ペケルマン監督はプレー時間が少なすぎたことに不満を漏らしている。

「ハメス自身も難しい1年になることはよく分かっていたはずだ。だが、大きく成長したのが見てとれるよ。厳しい状況の時もあったはずだ。なにせレアルはヨーロッパの王者だからね、それでも、ハメスはクラブが要求するものと対峙するだけの強さを持っていた」

「ハメスが良かった試合はいくつもあった。彼の出場時間の少なさは、監督の決定によるものだ。選手たちにはどうしようもない。ローテーションが必要かどうかを判断するのは監督だけだからね。レアルはハメスが夢見たクラブだ。そこで彼はタイトルも手にしている。そして最大限の力でクラブに貢献した。私からすれば、彼は十分なサポートを受けていないように見えるよ」

 ペケルマン監督はハメスの扱いに同情を示した上で、他クラブへの移籍を進言。「彼が今やるべきことは、自分にとってどこのクラブがベストなのか探し出すことだ。同時に、監督についても考慮する必要がある」。コロンビアの指揮官はエースにアドバイスを送るとともに、「ハメスは並外れた選手だ。彼のような選手は世界でもほとんどいない。コロンビア代表ではカギとなる選手だよ」と変わらぬ信頼を口にした。


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