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トリノ会長、去就注目ベロッティに言及「78億円拒否はウソ。ミランから連絡はない」

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FWアンドレア・ベロッティの去就はどうなる?

 トリノのウルバーノ・カイロ会長が21日、イタリアメディ『スカイ』のインタビューに応じ、今夏、去就が注目されているイタリア代表のFWアンドレア・ベロッティについて言及した。

 ベロッティは2016-17シーズン、セリエAにおいて35試合に出場し25得点をマークして得点王争いを演じた。23歳の若きアタッカーはイタリア国内外から高い評価を受けており、今夏の去就が注目されている。

 カイロ会長は昨年12月、国外のクラブへの移籍に1億ユーロ(約130億円)という高額な違約金を新たに設定し、ビッグクラブからのオファーをけん制した。しかし今夏、大型補強を進めるミランが本格的にベロッティ獲得に乗り出した。トリノはミランからの6000万ユーロ(約78億1000万円)のオファーを拒否したと報じられたが、カイロ会長はこれを否定した。

「ベロッティ? 放出は考えていない。彼には違約金が設定されている。彼が合意すれば1億ユーロで放出するとの約束がある。だけどそれは国外に限った話だ。もしあと1年あるいはもっと、ここに残ってくれれば、皆にとって良いことだ。ここならアンドレアはワールドカップに向けて最高のシーズンを送れるかもしれないのに、なぜ無理やり出ていかなければならないのか理解できない」

 またミランから連絡を受けていないと明かし、放出の際には慎重に検討すると述べた。

「残ってくれれば私は嬉しい。彼もそう思ってくれていることを願う。いずれにせよ放出する前には100回考え直す。ミラン? はっきり言って1度も連絡を取っていない。それにベロッティが行きたいと言うかどうかも分からない」

 最後に改めてベロッティの残留希望を強調したが、国外のクラブから設定金額のオファーが届いた場合は移籍を認める意向を示した。

「私は彼を売りたくない。少なくともあと1年いて欲しい。上を目指せるチームにしたいのだから、移籍させる必要はない。ここにベロッティに会いに来たわけではないし、彼への6000万ユーロのオファーを拒否したとの話も事実ではない。もし国外のクラブから1億ユーロを提示された場合は私も降参するが、神経質になることは何もない」

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