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DFエブラにマルセイユサポが「出て行け」横断幕…本人は「“本物の”ファンに感謝」とインスタ投稿

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エブラがインスタグラムに投稿する際の定型句「#ilovethisgame」を揶揄した横断幕も出された

 2日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第4節ビトーリア・ギマランエス戦(●0-1)の試合前に、一部のサポーターと衝突したマルセイユのDFパトリス・エブラだが、両者の関係は修復不可能なところまで来てしまっているようだ。イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 エブラは敵地で行われた2日のウォーミングアップ中、ピッチ脇に乱入してきた一部のサポーターと衝突。そのうち1人にハイキックを浴びせたことで、試合に出場することができなかった。事態を重く見たクラブ側も当面の出場停止処分を下しており、5日に開催されたリーグ1第12節のカーン戦(○5-0)でもメンバー外となった。

 カーン戦の試合時、マルセイユサポーターは「お前にはクラブのカラーを身につけてもらいたくない。エブラ、出て行け」という横断幕を掲出。この件について、マンチェスター・ユナイテッドとフランス代表で共にプレーしたミカエル・シルベストル氏は『BBC』の取材に応じ、「マルセイユでの未来はなくなったね」と話したという。

 一方のエブラはカーン戦の試合後、公式インスタグラム(@patrice.evra)に「良い結果だった。君たちを誇りに思うよ」と自身の画像を添えて投稿し、チームメイトをねぎらった。それでも「全ての“本物の”マルセイユファンに感謝する。彼らからは本当に多くのサポートを受けているよ」と述べ、衝突の遺恨をほのめかしている。

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