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ウエスト・ハムがスカウト部長を解雇…「これ以上アフリカ人はいらない」発言を受け

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ウエスト・ハムがスカウト部長を解雇

 ウエスト・ハムは、人種差別発言をしたスカウト部長のトニー・ヘンリー氏を解雇した。

 イギリス『デイリー・メール』は先日「アフリカ人選手は試合に出られなかったとき、騒動を起こすからこれ以上ウエスト・ハムにはいらない」といった旨の発言したヘンリー氏のコメントを報じていた。その後、同氏はクラブから停職処分を受け、イングランドサッカー協会も調査に乗り出している。

 そして2日、ウエスト・ハムは「すでに広く報じられているほどの受け入れがたいコメントを残したスカウト部長のトニー・ヘンリーとの契約を解除した。これはクラブ独自の調査に基づいた結果であり、ウエスト・ハムはいかなる差別的行為も容認しない。ウエスト・ハムは性別、年齢、能力、人種、宗教など関係なく、全員を家族として歓迎する」と声明を発表した。

 また、デイビッド・モイーズ監督も「(ヘンリー氏の)発言は間違いだ。我々は移籍最終日にアフリカ人の2選手を獲得した。我々は常にクオリティがあり、チームにフィットする選手と契約したいと思っている。出身地など全くもって気にしていない。だから、私が言えることはそれらの発言は間違いということだけだ」とコメントを残している。

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