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キャプテンとしての責任…酒井高徳、HSVの降格決定も「契約を延長する」

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試合終了後、涙を流した酒井高徳

 ハンブルガーSVに所属する日本代表DF酒井高徳(27)は、2部降格もチームに残留するつもりだ。クラブ公式サイトが伝えている。

 12日、ブンデスリーガの2017-18シーズン最終節が一斉開催され、HSVはホームにボルシアMGを迎えた。降格圏17位に沈むHSVはこの試合の勝利、勝ち点2差で昇降格プレーオフ圏16位につけるボルフスブルクの敗戦が降格回避の条件だった。試合は、退場者を出しながらもHSVが2-1で勝利。しかし、ボルフスブルクが4-1でケルンに勝ったため、クラブ史上初の降格が決定した。

 ブンデスリーガ創設から唯一、1部に在籍し続けているクラブの伝統を守り抜くことができなかったHSV。試合終了後、涙を流した酒井は、「受け入れることが非常に難しい。ここ数週間、僕たちは目標を達成するためにハードワークをしてきた。残留を信じて、決して諦めなかった」とショックを隠せないでいた。

 それでも酒井はキャプテンとして前を向き、「僕はチームメイトやコーチングスタッフを誇りに思う。クリスティアン・ティッツ監督は2部リーグでチームを成功へと導いてくれるだろう。過去に戻ることはできないが、先を見据えることが重要だ」と語ると、「個人的には、2部でもハンブルガーSVでプレーしたいと考えている。だから、(今季終了までとなっている)契約を延長するつもりだ」と、チーム残留を宣言した。

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