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C・ロナウドとチームの結束をユーベ会長が称賛「1人が皆のため。皆が1人のため」

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ユベントスの会長がチームの結束を称賛

 ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が20日、ツイッターを更新し、バレンシア戦で退場処分を受けたFWクリスティアーノ・ロナウドを含め、選手たちを鼓舞した。

 ユベントスは19日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループH第1節でバレンシアと対戦。敵地ながら2-0で試合を制した。しかしこの一戦の前半29分、この試合がユベントスの選手としてCLデビューとなったC・ロナウドが小競り合いからレッドカードを受けて一発退場に。この判定に同選手は信じられない様子で座り込み、涙を流しながらピッチを後にした。

 アニェッリ会長は試合の翌日、SNSを更新。ユベントスの選手たちにエールを送っている。ユーベ会長は、判定に愕然としてピッチに座り込んだC・ロナウドに対し、FWマリオ・マンジュキッチやDFレオナルド・ボヌッチらチームメイトが手を差し伸べる場面を収めた画像をピックアップして掲載。「1人が皆のために。皆が1人のために」とラテン語でつぶやき、チームの結束を称えた。

 これについてイタリアメディア『スカイ・スポーツ』は、「アンドレア・アニェッリがツイートに選んだ厳粛なラテン語の格言は、1時間にわたり10人で残されながらも、バレンシアを打ち負かしたユベントスの偉業と良くマッチする」と述べ、ユーベ会長のセンスに脱帽した。悲願のCL制覇を狙うイタリア王者は、物議を醸したC・ロナウドの退場判定を乗り越え、さらに団結力を高めていくことだろう。

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