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吉田麻也、新型コロナでセリエA延期も「ピンチをチャンスに。イタリア語の勉強に励みたい」

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メッセージを送ったDF吉田麻也

 日本サッカー協会(JFA)は12日、公式Youtubeチャンネルにて日本代表DF吉田麻也のメッセージ動画を公開した。

 JFAは現在「Sports assist you~いま、スポーツにできること~」と銘打ち、新型コロナウイルスと世界中で戦う人たちへの一助となる取り組みを行っている。この取組の主旨に賛同したプロサッカー選手たちが、エクササイズ動画やメッセージ動画を投稿。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために自宅で待機されている方などに向け、健康の維持、促進につながるコンテンツを提供している。

 12日の動画には、今冬の移籍市場でイタリアのサンプドリアに加入した吉田が登場。メッセージでは、まず「チャオ!サンプドリアの吉田麻也です。皆さん、まず家に帰ってきたらコロナウイルスが拡散しないようにしっかりと手洗い・うがいをしてください」と、感染予防を呼びかけた。

 そして「一日も早くみんなが楽しくサッカーや他のスポーツだったり、学校で遊べることを願っています。現在、学校に行けなかったり、クラブ活動ができなかったりと、もどかしい時間を過ごされている方がたくさんいらっしゃると思います」と、一斉休校となった子どもたちに向けてメッセージを送った。

 吉田が「実は僕も所属するセリエAが延期になってしまったり、自分たちのクラブのトレーニングが中々思うようにできない状況になっています」と話すように、セリエAは、イタリアでの新型コロナウイルス感染拡大により、4月3日までの中断が決定している。

 それでも吉田は「ある意味これはチャンスだと思って、この時間にできることはたくさんある。例えば自分の弱点の克服する時間に費やしたり、グループ練習以外の個人のスキルアップの時間に費やしたりできる」と話し、「JFAのチャンネルの方にも選手から続々とトレーニングやエクササイズの動画をアップロードしているので、ぜひそちらも参考にしていただければと思います。僕もこの時間を利用してイタリア語の勉強に励みたい」と意気込みを見せ、最後は「皆さんもある意味“ピンチはチャンス”ということで、一緒に頑張りましょう!」と呼びかけた。

 JFAは同日にDF長友佑都やMF柴崎岳が手洗いを啓発する動画も投稿している。

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