サッカー界のレジェンド、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが急逝した。60歳だった。母国アルゼンチンでは3日間、喪に服されることが決定。スーパースターの死に悲しみが広がっている。

　世界中から追悼コメントが寄せられている。『BBC』によると、アルゼンチン代表時代のチームメイトで横浜F・マリノスなどでも監督を務めたオズワルド・アルディレス氏は「誰もが彼ともっと一緒にいたかった。彼はサッカーの天才として記憶に刻まれ続けるだろう」と盟友の死を悼んだ。

　その他、多くのサッカー関係者が試合後の会見やSNSを通じてコメントしている。

ジネディーヌ・ジダン監督(レアル・マドリー)
「世界全体にとって、とりわけサッカー界にとって大きな損失だ。彼が1986年に見せたプレーを覚えている。私はまだ14歳だった。今日起きたことを悲しく思う。それ以上の言葉は出てこない」

ディエゴ・シメオネ監督(アトレティコ・マドリー)
「彼は今も昔も最高の選手だ。私たちがセビージャにいたとき、彼は私の面倒を見てくれた」

FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)
「今日、僕は友人に別れを告げ、世界も永遠の天才に別れを告げる。彼は史上最高の選手の一人だ。他に類を見ない魔術師だよ。去るのが早すぎる。でも尽きることのないレガシーを残してくれたし、彼のいなくなった空虚さは、これからも決して満たされることはないだろう。安らかに眠れ、伝説よ。あなたが忘れられることは決してない」

ジョゼ・モウリーニョ監督(トッテナム)
「最悪だ。友よ、恋しいよ」

デイビッド・ベッカム氏
「アルゼンチンにとってもサッカー界にとっても悲しい日…彼は情熱と精神を持ってプレーした純粋な天才に他ならなかった。ディエゴと会えてとても興奮したことを覚えている。私たちは皆、彼を恋しく思っている。安らかに」