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コロナ感染で両足切断の元伊代表DFに励ましの声、インテルからはオファーも?伊報道

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 新型コロナウイルス感染により両足切断を余儀なくされた元イタリア代表DFのマウロ・ベルージ氏に、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOらから温かい申し出が届いていると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が24日に伝えている。

 現在70歳のベルージ氏は現役時代、1969-70シーズンにインテルでプロデビューを飾ると、翌シーズンにはスクデットを獲得。その後はボローニャやナポリなどで活躍したのち、1981年にピストイエーゼで現役引退を迎えた。またイタリア代表でも通算32キャップを記録。1978年ワールドカップにも出場している。

 ベルージ氏は近年、テレビ番組の解説者として活躍していたが、11月4日に新型コロナウイルス感染が判明して入院。数週間の闘病生活の中で容体が悪化したため、両足の切断を余儀なくされた。

『レプブリカ』のインタビューに対し、「(キャリアで唯一の)ボルシアMG戦でのゴールを決めた足を失うことだけはつらかった。もう片方のかわいそうな左足を傷つけるつもりはないがね」などと冗談ながらも気丈にふるまったベルージ氏。そんな元インテルDFには、ミラノのジュゼッペ・サーラ市長や代表で同僚だったファビオ・カペッロ氏らから温かい言葉が相次いで寄せられた。

 一方、インテルCEOはベルージ氏に対して具体的なオファーを提示。「このクラブにおいて、君の居場所は必ずあるだろう。他クラブとの関わりなどで仕事をしてもらうことが可能かもしれない」などと話したと伝えられている。

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