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「レアル・マドリーの選手に値しない」クラブOBが“敵前逃亡”エーデゴーアへ

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 元レアル・マドリーのホルヘ・バルダーノ氏は、アーセナル加入に近づくマルティン・ウーデゴーアへ苦言を呈した。

 昨夏にローン先のレアル・ソシエダからレアル・マドリーに復帰したエーデゴーア。昨シーズンの活躍を受け、ジネディーヌ・ジダン監督の下で序盤からチャンスを得た同選手だが、負傷の影響などもあり、公式戦9試合に出場したのみと十分な出場機会を得られず。さらに、12月5日以降は、わずか5分しかプレー時間を与えられない苦しい状況に。

 レアル・マドリーで苦悩の続く“ノルウェーの神童”エーデゴーアは現状を受け、クラブに今冬の移籍を希望。そして、近日中にアーセナルに期限付き移籍で加わる可能性が頻繁に報じられている。

 しかし、レアル・マドリーに選手や指揮官として在籍したバルダーノ氏は、22歳のノルウェー代表MFの決断を不満に感じているようで、スペイン『El Transistor』で批判的な言葉を口にした。

「エーデゴーアが有するクオリティはレアル・マドリーにとって必要なものだ。エーデゴーアが悪いプレーをしていたようには思わない。おそらく、彼は少し控えめで、もっと大胆なアクションが十分ではなかったのだろう。それに、レアル・マドリーでプレーする忍耐も十分ではなかった。ルカ・モドリッチやトニ・クロースのような2人のスターと競い合っているんだ」

「それ以上に心配するのが彼のメンタリティだ。自分のポジションから離れること、忍耐を持ち合わせていないことはレアル・マドリーの選手に値しない。クラブから去り、他の選手のために自らのポジションを空けてしまうことには驚きしかない」

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