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C・ロナウドのラフプレーにカリアリ会長が抗議「退場処分にならず失望」

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ユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド

 カリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長が14日のユベントス戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューにおいて、FWクリスティアーノ・ロナウドのラフプレーを巡る判定に不満を示した。

 14日にサルデーニャ・アレーナで行われたセリエA第27節カリアリ戦(3-1)で、C・ロナウドが躍動。前半だけでハットトリックを達成、公式戦通算770ゴールをマークし、元ブラジル代表FWペレ氏が現役時代に残した世界最高記録を塗り替える偉業を成し遂げた。

 しかしこの試合において、ポルトガル人スーパースターが13分に見せたラフプレーが物議を醸している。C・ロナウドがゴール前のボールを蹴る際、足裏がカリアリGKアレッシオ・クラーニョの頭部付近に命中したように見えためだ。ユーべFWはイエローカードを提示されてプレーを続行したが、カリアリのジュリーニ会長はこの判定に不満を吐露。本来ならば、退場処分を受けるべき案件だったと主張する。

「C・ロナウドが退場処分とならずに失望している。あのエピソードは試合の行方を変えることができるようなものだった。こういったケースについて、規定は明確だ。対戦相手の安全を大きく脅かすような危険なプレーは、レッドカードの処分が適切であるはずだ」

 イタリアメディアは、C・ロナウドのラフプレーについて「CR7、クラーニョに対するカラテのような動作」などと報道。「カリアリGKはC・ロナウドのファウルにより刈り倒されたが、C・ロナウドは警告で済んだ。もし主審がレッドカードを取り出していれば、ユーべの勝利に決定的となった2ゴールを挙げることはできなかったはずだ」との見解を示している。

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