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イタリア代表の18歳の新星ニョントにマンチーニが期待「彼ほど上手い選手はほとんどいない」

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イタリア代表の新星18歳FWウィルフリード・ニョント

 イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニが6日、UEFAネーションズリーグ(UNL)ハンガリー戦の前日会見に出席して語った。

 リーグAグループ3において、初戦でドイツと1-1で引き分けたイタリア。7日にチェゼーナで行われる第2節では、イングランドに勝利を収めたイタリア人指揮官のマルコ・ロッシ率いるハンガリーとの対戦を迎える。ドイツ戦では、スタメンの大部分を入れ替えたイタリア。マンチーニは、サンプドリア時代の元同僚が率いるハンガリーとの対戦においても何人かのメンバーを入れ替える可能性を示唆しつつ、チームについて語った。

「メンバーを少し変えることは間違いない。全員ではないが、かなりの選手を変えるつもりだ。勝利はあらゆる形でつかみ取ることができるはずであり、明確なレシピがあるわけではない。ドイツ戦では、ラスト20分間が上手く行かなかったが、試合は完全に拮抗していた。ただ、新選手が多いため、時間が少し必要になるのは明らかだ」

 またイタリア代表指揮官は、ドイツ戦で左手の痛みを訴えたGKジャンルイジ・ドンナルンマの状態について触れたほか、FWジャンルカ・スカマッカに言及した。

「ドンナルンマがヨーロッパ最強のGKであることに変わりはない。小さな問題を抱えているので、明日、確認したい。彼自身がプレーできると感じているならプレーするはずだ。スカマッカは、スピードとパワー、技術があり、非常に優れたセンターフォワードに成長するためのすべての要素を兼ね備えている。セリエAにおいて、レギュラーとして初めてのシーズンを終え、もう少し時間がかかるが、本当に偉大なFWになれるだろう」

 さらにマンチーニは、ドイツ戦でアシストを記録した新星18歳FWウィルフリード・ニョントについて見解を示した。

「ニョントはまだ18歳であり、プレッシャーをかけ過ぎるべきではない。穏やかに成長していくべきだ。あの年齢で彼ほどプレーが上手い選手はほとんどいない。それにスピードもかなりある。過剰なプレッシャーを受けることなく成長すれば、重要なクオリティを見せてくれるようになるはずだ。彼の適性ポジションはセカンドトップだが、ウィングでもプレーできる」

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