今夏、ローマに加入したアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラのお披露目会と加入会見が27日に行われ、ファン・サポーターから大歓迎を受けたようだ。『ラプトリ―』がその様子を映像を通じて伝えている。

　現在28歳のディバラは、母国のインスティトゥートでキャリアをスタートさせ、パレルモを経て2015年夏にユベントスへ移籍。クラブ通算293試合出場で115ゴールをマークし、5度のセリエA制覇などに貢献した。個人としては19-20シーズンにセリエA最優秀選手に選ばれ、リーグのチーム・オブ・ザ・シーズンにも4度選出。アルゼンチン代表では、国際Aマッチ通算34試合で3ゴールを挙げている。今年6月30日に契約満了により、ユベントスを退団していた。

　そんなディバラを獲得したのは、同じセリエAのローマ。7月20日に加入を発表し、3年契約を結んだことを伝えていた。そして、同27日にお披露目会を開催。何千人ものファン・サポーターがイタリア文明宮の前に訪れ、ディバラの登場に歓喜した。ディバラはチームカラーのフラッグや発煙筒を存分に使った熱烈な歓迎を受けたようだ。

　その後、会見場に移動したディバラは、次のように新シーズンへの意気込みを語っている。

「タイトルについて話すのは、おそらくまだ早いと思う。ここには皆の想いが詰まっている。ローマは昨年主要なタイトルを獲得し、今後より大きな目標に向かっていく。ここ数年、クラブは大きく成長した。

　特に監督と一緒に入ってきた選手たちのおかげだと思うよ。僕らには大きな目標がある。誰もが勝ちたいと思っているし、僕たちもそれを目標に、一戦一戦考えて勝ちにいかなければならない。

　そして、さらにその先で、自分たちがどのような状況にあるのかを確かめ、より重要な目標にフォーカスしていくことになる。ただ、タイトルに関しては、今は少し先を行っているチームもあると思う。それでも落ち着いて集中し、一戦一戦を大切にやっていきたい」

Che bello @PauDybala_JR x #ASRoma pic.twitter.com/ILpmCy58Kq

— AS Roma (@OfficialASRoma) July 27, 2022

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