beacon

強姦容疑で逮捕されたメンディ、“すべて”を赤裸々に語る「ナンパは簡単」「ルックスのせいではない。サッカー選手だったからだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFバンジャマン・メンディ

 強姦容疑で逮捕されたマンチェスター・シティDFバンジャマン・メンディは、後悔を口にしている。7日、英『ミラー』が伝えた。

 28歳のメンディは7日、プレミアリーグでプレーをしていたときのパーティーでのライフスタイルを説明する証拠を提出した。避妊について「心配しなかった」と述べ、同じ夜に異なる女性とセックスすることや、同じ夜に友人と同じ女性とセックスすることは「普通」だったと語った。レイプと性的暴行容疑で逮捕された後、メンディは4か月間拘留された。週に3度クラブに行った後、自宅でアフターパーティーを開いていたようだ。

 メンディは2018年10月から昨年8月にかけて、チェシャーにある自宅で5回にわたって計6人の女性をレイプし、性的暴行を加えたとして起訴されている。7件の強姦、1件の性的暴行、1件の強姦未遂を否定している。

「当時、僕は彼女たちの気持ちを傷つけるとか、動揺させる可能性があるとは考えていなかった。もし彼女がセックスをしたがっていたとしたら、僕もしたかったのだからすべて問題はなかったし、いまもパーティーを続けているだろう」

 メンディは、法廷弁護士のエレノア・ロウズ氏からどれくらいの頻度で女性にセックスを求めるかと聞かれ、「たいていは、彼女たちから僕のところに来るんだ。時々、僕が彼女たちのところへ行くこともあった」と答えている。また、女性を口説くことについて簡単だったと明かした。

「正直とても簡単だ。インスタグラムやSNSでメールを受け取ることが多くなった。以前はそういうのに慣れていなかった。それから、女性との話し方がよりダイレクトになった。そして今までなかったような女性から、寄ってくるようになったんだ。最初は(理由が)わからなかったけど、ステータスや多くのものにアクセスできることが原因なんだと思う」

 17年夏にモナコからシティに加入。イギリスに来たことで「10倍悪い」状態になったという。

「マンチェスター・シティはヨーロッパでもトップクラスのチームで、ソーシャルメディアも発達しているからね。とはいえ僕はブラッド・ピットじゃない。彼女たちが僕に会いに来るのは、僕のルックスのせいではなく、僕がサッカー選手だったからだ」

 ロウズ氏が「とにかく楽しかったですか?」と問うと、メンディは「ああ、悪いとは言わないよ」と答えた。

 メンディは20年3月に父親を亡くしている。

「刑務所にいたとき、僕は多くのことを悟った。心の中には痛みがあった。幸せだと感じていたのは、酒を飲み、パーティーをしていた時だけだ。今までずっと、自分が何をしているのか考える時間がなかった。だけど刑務所に行ったとき、僕は一人になった」

「一日中座っていると、考えるしかない。いろいろな女性と寝たり、外出したりすることを考えた。サッカーを忘れてしまうこともあった。でも今は、例えば同じ女性と寝ていいかと友人に相談するのは、失礼なことだと思えるようになった」

 刑務所で稼ぐ週4ポンドが“お金の価値”を教えてくれているという。

「以前は欲しいものは何でも買えたのに。刑務所に入るのは悲しかったけど、同時に人生や自分のあり方について多くのことを学んだ。知らない人たちに会って、家に連れてくるなんて……絶対にもうやらない」

 現在は、モットラム・セント・アンドリューにある自宅にパーティーに来た中で、よく知らない女性がいたときや他の選手がいた場合は、携帯電話を没収することもあったと認めている。

「録音もできるし、投稿もできてしまうからね。僕はプライベートを守ろうとしていた」

 メンディの友人で、同じく裁判中のルイ・サハ・マチュリー被告は、パーティーに女の子を招待し、また食料品の買い出しや運転などの用事もこなしていたと話した。メンディはマチュリー氏にお釣りを払っていたといい、「彼がテスコで食料品を買ったら、お釣りを渡すことができる。彼が助けが必要だと言えば、100ポンドか200ポンドを渡す」と明かした。

 モナコからシティに来たときのことを、メンディは「この国に来てプレミアリーグでプレーすることが夢だった。だけど周りにいた人たちのせいですべてが変わってしまった」と振り返る。

 マチュリー氏は、7人の若い女性に対する6件のレイプと3件の性的暴行を否定している。二人とも、性行為はすべて合意の上であったと述べている。裁判はまだ続く。

TOP