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ハリウッド俳優の5部クラブ会長がFA杯現地観戦! 丁寧なファンサービスに称賛集まる「理想のオーナー像を体現」

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得点に歓喜するライアン・レイノルズ氏

 FAカップ4回戦が29日に各地で行われ、レクサム(5部)はシェフィールド・ユナイテッド(2部)と対戦した。レクサムはハリウッド俳優のライアン・レイノルズ氏が共同オーナーを務めており、同氏がスタジアムに姿を現して話題になっている。

 映画『名探偵ピカチュウ』や『デッドプール』など多くの作品に出演しているレイノルズ氏は、同じく俳優のロブ・マケルヘニー氏とともに2021年にレクサムを買収して共同オーナーに就任。買収後は元イングランド代表でインテル・マイアミのオーナーを務めているベッカム氏にクラブ経営を学ぶなど、レクサムに力を注いでいる。

 FAカップは下部リーグ所属クラブがトップクラブに勝利する“ジャイアント・キリング”が醍醐味で、3部上のシェフィールド・Uをホームスタジアムに迎えた一戦にはスタジアムの収容定員に迫る約1万人が集結。レイノルズ氏も駆けつけた。SNS上には同氏が丁寧なファンサービスでファンと交流を図る様子が数多く投稿されている。

 また格上クラブとの対戦のため、ライアン氏が「GKを4人配置していいか交渉するよ!」とジョークを飛ばす様子がシェフィールド・U公式ツイッターで公開されているほか、大会公式ツイッターは同じく共同オーナーのマケルヘニー氏に電話越しでスタジアムの歓声を伝える様子を投稿している。ファンからは「FAカップドリームだ」「理想のオーナー像を体現している」「リスペクト!」といった反応が寄せられている。

 注目の一戦は点の取り合いの末、3-3の同点で試合終了。規定により2月7日に再試合を行って決着をつけることとなった。


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