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“被害者”ケインに批判噴出…現地評論家「私なら恥ずかしい」「倒れるべきじゃない」

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倒れ込むトッテナムFWハリー・ケイン

 トッテナムFWハリー・ケインがプレミアリーグ第29節エバートン戦で見せた駆け引きに批判が集まっているようだ。イギリス『BBC』『スカイ』などが伝えている。

 ケインは3日に行われたエバートン戦の後半10分すぎ、MFアブドゥライェ・ドゥクレと小競り合いになった際、顔面に手をかけられて転倒。ドゥクレにはレッドカードが提示され、トッテナムは数的優位で戦う形となった。

 その後、ケインは後半23分にPKで先制点を記録。だが、トッテナムはMFルーカス・モウラが同43分に退場処分を下されると、同45分に劇的な同点ゴールを決められ、勝ち点1を獲得するにとどまった。

 さらに試合後にはケインへの批判が噴出。BBCで評論家を務めるクリス・サットン氏は「あのように倒れたままでいるのは恥ずかしいことだ」とコメントし、同メディアの投稿への反応ではフェアだったと捉えたファンが1100人余りだったのに対し、ケインを非難するファンが8600以上集まっている。

 また『スカイ』ではジェイミー・キャラガー氏とギャリー・ネビル氏の間で議論が勃発。キャラガー氏は「倒れるべきではない」と断言し、「自分がピッチの上でそんなことをしていたら恥ずかしいと思っていたはずだ。もし息子がしたら、チームの勝利に貢献するかもしれないし、相手が10人になって有利になるかもしれないが、帰りの車で『何をやったんだ。2度とするな』と言うだろう」と述べた。続けて「ダイブやPKを狙ったりするのは問題ないが、私が嫌いなのは警告や退場を誘うことだ」と見解を明確にした。

 一方、これに対してネビル氏は「あなたは過去を塗り替えている。あなたはやれることなら暗黒の術だって全て駆使するような恐ろしいDFで、他の誰よりも判定に対してアピールしたり、ストライカーが倒れれば相手を退場させるよう望んでいたはずだ。今はスーツを着た評論家と話しているがね」と猛反論。「あの爪が目に入ったら正直、衝撃は受けるだろう」と擁護している。

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