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ユベントスに勝ち点10剥奪処分&“異常な状況”で1-4大敗…指揮官「メンタル面で崩れた」

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ユベントスに勝ち点10の剥奪処分

 ユベントスがイタリアの連邦控訴裁判所から新たな裁定を受け、今季セリエAで勝ち点10を剥奪されることになった。イタリアサッカー連盟(FIGC)が22日に伝えている。

 コロナ禍の経費削減を目的とした移籍取引を含む不正会計などの疑いにより、今年1月にFIGCから勝ち点15の剥奪を言い渡されたユベントス。イタリアオリンピック委員会(CONI)に上訴し、暫定的に処分が取り消されていたが、今回の判決で勝ち点10の剥奪が決まった。

 これにより、ユベントスの勝ち点は「69」から「59」に減少し、2位から7位に後退。さらに、発表直後に行われたセリエA第36節エンポリ戦で1-4の大敗を喫した。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位ミランとは残り2試合で5ポイント差となっている。

 クラブは公式サイトのマッチレポートで「異常な状況で始まった夜は、誰も予想し得なかった結果に終わってしまった」と言及。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は「良い形で試合をスタートできたが、メンタルが途切れてしまった」と振り返り、「選手たちはシーズンを通してやれることを全てやってきた。今夜はメンタル面で崩れたが、理解できることでもある。またしても追いかけなければならない状況になったことを試合開始直前に知らされた。こういう話は続いていく。実際に仕事に取り組んでいる者たちへの配慮が欠けていることだ。決定は下されなければならない。それだけだ」と話した。

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