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ウルグアイ代表DFゴディンが現役引退…ラストマッチ後には涙「成功と失敗に満ちたキャリアを表すものだ」

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DFディエゴ・ゴディンが現役ラストマッチを終えて涙

 ベレス(アルゼンチン)に所属するウルグアイ代表のDFディエゴ・ゴディン(37)が30日、現役最終戦を行った。欧州の舞台で多くの成功を残してきたゴディンは涙を流しながらピッチを去った。

 ゴディンはアトレティコ・マドリーで2010-11シーズンから9年間にわたってプレーし、ラ・リーガ優勝やUEFAヨーロッパリーグ制覇など複数のタイトルを獲得。個人としてもUEFAチャンピオンズリーグのベストイレブンに3度選出されるなど、欧州屈指のDFとして活躍した。

 アトレティコ退団後はインテル、カリアリとイタリアでプレーし、22年にブラジルのアトレチコ・ミネイロに移籍。同年6月に最終所属クラブとなるベレスへ加入した。今シーズンは負傷離脱が続き、リーグ戦は6月22日から5試合連続で出場がなかった。そうしたなかでゴディンは引退を決断。30日の最終節・ウラカン戦がラストマッチとなった。

 ゴディンはウラカン戦でキャプテンマークを巻いてピッチへ。試合は0-1で敗れたが、7試合ぶりのフル出場で最終戦を終えている。

 最後の笛を聞いたゴディンは「ありがとう」とサッカーへの感謝を口にし、涙ながらにピッチを後にした。そして「喜びの涙であり、成功と失敗に満ちたキャリアを表す涙でもある」と語り、「成功よりも敗北することが多かったが、多くの犠牲とともに過ごした。つねに仲間、チーム、ファンのためにすべてを捧げ、自分とライバルに敬意を払ってきた」とキャリアを振り返っている。

『TyCスポーツ』はゴディンの今後について、ウルグアイに帰国して家族と一緒に生活すると伝えている。

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