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日本代表への合流前に無双…ソシエダ久保建英が4ゴールに絡む活躍で今季初勝利もたらす!

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4ゴールに絡んだMF久保建英

[9.2 ラ・リーガ第4節 ソシエダ 5-3 グラナダ]

 ラ・リーガ第4節が2日に開催され、日本代表MF久保建英が所属するソシエダはホームでグラナダを5-3で撃破した。開幕4試合連続でスタメン出場した久保は、自身の2ゴールを含む4得点に関与。後半34分までプレーし、今季初勝利に大きく貢献した。

 久保は今週に入り、右大腿四頭筋の違和感でトレーニングを欠席。それでも8月31日に発表された日本代表の欧州遠征メンバーに選出されると、1日にはソシエダの全体練習への復帰も果たした。

 この日は4-3-3の右ウイングで先発出場。コンディション面の不安も残していたが、開始早々に払拭してみせた。

 前半9分、MFブライス・メンデスのスルーパスから裏へ抜け出し、ドリブルでペナルティエリア中央へ。左足で落ち着いてゴール右に流し込み、開幕戦以来3試合ぶりとなる今季2点目を挙げた。

 ソシエダは前半35分に相手CKからのオウンゴールで追い付かれたものの、同44分に勝ち越す。右サイドに開いた久保がDFアマリ・トラオレからパスを受けると、ドリブルでボックス内に運び、左足で巻いたシュート。鮮やかな軌道でゴール左に吸い込まれ、今季の得点数を3に伸ばした。

 後半14分には久保がトラオレのパスに走り込み、ペナルティエリア右の深い位置からマイナスにパス。B・メンデスを経由し、最後はMFマルティン・スビメンディが右足でゴール右に突き刺した。

 3-1とリードを広げると、後半22分にはスビメンディの縦パスをMFミケル・オヤルサバルがワンタッチで流し、ペナルティエリア左に抜け出したFWアンデル・バレネチェアが右足でゴール右へ。その後もソシエダの猛攻は止まらない。

 後半31分、カウンターの流れからペナルティエリア右でこぼれ球を拾った久保が左足で中央へ蹴り込むと、相手に当たってネットが揺れる。久保のハットトリックかと思われたが、記録はオウンゴールとなった。

 4ゴールに絡んだ久保は後半34分に途中交代。ソシエダは終盤に連続失点を喫したものの、5-3で逃げ切り、開幕4試合目で初勝利をつかんだ。

 なお、この一戦のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)には、開幕4戦連続で久保が選ばれた。


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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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