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トルコ指揮官は元ドイツ代表FW…母国倒した日本を警戒「尊敬すべきチーム」

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トルコ代表のシュテファン・クンツ監督

 12日のキリンチャレンジカップで日本代表と対戦するトルコ代表のシュテファン・クンツ監督が11日、試合会場のベルギー・ゲンクのセゲカ・アレーナで記者会見を行い、「とてもテクニカルで戦術的なチーム。ゲームプランに適合した速い選手が何人もいる。またよく走るチームだ」と警戒した。

 トルコ代表は現在、欧州選手権(EURO2024)予選で首位のクロアチアと勝ち点10で並ぶ2位に並ぶ強豪。FIFAランキングでは41位と20位の日本より下位にあたるが、MFハカン・チャルハノール(インテル)、DFチャグラル・ソユンク(A・マドリー)、DFゼキ・チェリク(ローマ)ら欧州トップクラブでプレーする選手を多く擁する。

 クンツ監督は元ドイツ代表FWで、同国のU-21代表チームを率いた経験も持つ。会見の冒頭で「日本の皆さんを歓迎したい。以前、東京に行ったが、あなた方のホスピタリティに感謝したい」と述べた指揮官は9日の国際親善試合で母国が日本に1-4の大敗を喫したことに言及。「ドイツ市民としては悲しい結果だったが、日本は彼らの資質、尊敬すべきチームであることを示した」と振り返った。

 またMFイスマイル・ユクセクも「明日の試合はわれわれを試す貴重な試合になる。EURO2024に出場し、W杯本大会に出場したい」と目標を掲げつつ、「日本は統制の取れた強いチーム。プランを忠実に実行するチームだ」と日本を警戒した。

(取材・文 竹内達也)
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竹内達也
Text by 竹内達也

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