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トッテナムの韓国代表ソン・フンミンにとっては普通の行為でも…英メディア「我々が思うほど一般的ではない」

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FWソン・フンミンの行動に称賛の声

 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが見せた振る舞いに称賛の声が上がっている。イギリス『ギブミースポーツ』が「スパーズのスター選手はサッカー界で最も健全な選手の1人として知られているが、今回もその例に漏れなかった」として伝えた。

 今季プレミアリーグで8試合6ゴールと好調を維持するソン・フンミンは、7日に敵地で開催された第8節ルートン・タウン戦(○1-0)でスタメン出場。後半30分までプレーし、トッテナムの首位浮上に貢献した。

 話題となっているのは、試合後に行われた『TNTスポーツ』のインタビューだ。ソン・フンミンは元イングランド代表のピーター・クラウチ氏とリオ・ファーディナンド氏、女性ジャーナリストのリンジー・ヒッグレイブさんとのインタビューを終えると、マイクを丁重に扱うようにそっとテーブルに置いてその場を後にした。

 同メディアは「イングランドに来てから8年間、トッテナムで100ゴール以上を記録した彼のような経歴があれば、他の多くのトップスターのようにエゴが芽生えても不思議ではない」とし、「彼は相手の持ち物に対する尊敬の念をはっきりと示しながら、そっとテーブルの上に置いた。物事の大枠から見ればほんの一瞬の出来事だが、これはソンが実際に持つ上品さを示すもう1つの例だ。他人の持ち物に敬意を払うことは、残念ながら我々が思っているほど一般的なことではないが、彼は確かにそうしているし、(TNTスポーツの)チーム全体もそう思っていた」とレポートしている。

 また、ソン・フンミンが立ち去った後、ファーディナンド氏が「なんて奴なんだろう?」と驚きを示し、ヒッグレイブさんものちに「フットボール界で最も素敵な選手の1人。ピッチ内外における一流の振る舞いで、模範となる素晴らしい人物」とコメントしたことも紹介。同メディアは「 ソンを嫌いになることはほとんど不可能で、この瞬間はネット上で共有され、瞬く間に拡散した」とファンの反響の大きさも強調した。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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