イタリアサッカー連盟(FIGC)は26日、賭博違反の容疑がかかっていたニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(23)に10か月の出場停止処分を下したことを発表した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

　トナーリと同じくイタリア代表のアストン・ビラMFニコロ・ザニオーロ(24)は先週までのインターナショナルマッチウィークでEURO2024予選に臨むイタリア代表に招集されていたが、警察による賭博に関する聞き込みのため、両名はチームを離脱。違法賭博の疑いで正式な捜査を受けていた。

　トナーリは自身が出場していた試合で賭博していたことを認めており、それはかつて所属していたブレシアとミランの2チームだった。FIGCは10か月の出場停止処分と、2万ユーロ(約320万円)の罰金、そしてギャンブル依存症に対する8か月間のリハビリ活動の時間を与えている。

　この処分により、トナーリはプレミアリーグでの今シーズンの試合すべてを欠場することに。またイタリア代表がEURO2024に出場した場合も、トナーリは出場が不可能となる。練習や親善試合には出られるが、本格的な復帰は24-25シーズン以降になる。

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