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先発予定のビニシウスが試合直前に負傷…R・マドリーはアトレティコと引き分けて次節天王山

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FWビニシウス・ジュニオールがウォーミングアップ中に負傷

 ラ・リーガで首位に立つレアル・マドリーは4日、ホームでアトレティコ・マドリーとの“マドリード・ダービー”を行って1-1で引き分けた。

 R・マドリーは先に試合を行った2位のジローナが引き分けたため勝ち点差を開くチャンスだったが、キックオフ直前にアクシデントが発生。先発メンバーに名を連ねていたFWビニシウス・ジュニオールがウォーミングアップ中に負傷し、急遽FWブラヒム・ディアスを起用することになった。

 当初はFWホセルが代役を務めるものとみられていたが、カルロ・アンチェロッティ監督の選択は正しかったようだ。前半20分、ゴール前でこぼれ球を拾ったB・ディアスが細かいタッチで正確にコントロールしてゴールネットを揺らす。緊急出場の動揺を感じさせず、重要な先制点を決めた。

 一方のアトレティコは後半3分にDFステファン・サビッチがヘディングシュートを決めるも、オフサイドポジションのMFサウール・ニゲスがGKアンドリー・ルニンに影響を与えたことでノーゴール。それでも後半アディショナルタイムにFWマルコス・ジョレンテが劇的な同点ゴールを決め、勝ち点1を分け合うことになった。

 現地メディアの『マルカ』によるとビニシウスは首を痛めていたという。R・マドリーは次節、2ポイント差で2位につけるジローナとの大一番を迎える。アトレティコ戦を温存したビニシウスの出場可否にも注目が集まりそうだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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