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百戦錬磨のジョルディ・アルバがJリーグ王者との試合を振り返る「ヴィッセル神戸は本当に手強い相手だった」

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DF酒井高徳(左)とDFジョルディ・アルバ

[2.7 親善試合 神戸 0-0(PK4-3)インテル・マイアミ 国立]

 DFジョルディ・アルバがJリーグ王者の強さを認めた。インテル・マイアミヴィッセル神戸と0-0の末、PK戦で屈した。試合後、J・アルバは「ヴィッセル神戸は本当に手強い相手だった」と力を込めて振り返った。

 神戸は序盤から攻勢を強めた。最前線のFW大迫勇也を中心に、MF井出遥也やMF佐々木大樹、FWジェアン・パトリッキとの好連係で敵陣に迫る。昨シーズンのJ1リーグを制覇した攻撃力について、J・アルバは「ある程度の期間を一緒にプレーしてきているということで、メモリーをしているかのような戦いぶりだった」とコンビネーションの部分を称えた。

 インテル・マイアミは後半から勢いを取り戻す。後半15分からFWリオネル・メッシを投入し、神戸のゴールを脅かした。「レオが途中から入ってきたことで非常にプラスに働いた」(J・アルバ)。それでも互いにゴールは奪えないまま90分間が終了。バルセロナで歴史を築いてきた欧州屈指のプレーヤーは「ディフェンスの部分でもプレスが非常に効果的だった」と神戸の守備にも手を焼いたことを認めていた。

 プライベートでも来日経験は多いというJ・アルバは、再来日を誓う。「チームとして本当に忘れられない経験になった。できればこの先、また戻ってくる機会があればうれしい」と笑顔で会場を去っていった。

(取材・文 石川祐介)
石川祐介
Text by 石川祐介

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