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AZが劇的逆転勝利で約2か月ぶりの白星奪取! 菅原由勢「ようやく勝てたという気持ちが強い」

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DF菅原由勢

「ようやく勝てたという気持ちが強い」。AZDF菅原由勢が昨年12月9日以来となる、7試合ぶりの勝ち点3獲得をかみ締めた。

 エールディビジ(オランダ1部)は17日に第22節を開催し、AZは敵地でシッタートと対戦した。試合は1点ビハンドの後半18分に追い付くと、同45分にMFダニ・デ・ウィットが劇的逆転ゴール。第15節のアルメレ・シティ戦(○4-1)以来となる約2か月ぶりの白星を飾った。

 昨年末から日本代表の活動に参加していた菅原は、日本、カタールからチームを案じた。パスカル・ヤンセン前監督の解任もカタールで知ったという。「僕がいない間にいろいろとあって、監督も変わって、そこから全然勝てていなかった。すごく難しい時間を過ごしてたし、どうしても歯車が合わなかったりした」。菅原は前節(△0-0)に復帰し、2試合連続のフル出場でチームの復調に一役買った。

「このチームの偉大さや、このチームでプレーすることの大事さというものは僕自身わかっているので、そこにかける想いというものをもっと出さなければいけない。だから、僕はそういう気持ち的なところで負けないようにと思って、最後まで諦めずにやった」

 ただ、ここから勝利を積み重ねられるかが重要だ。菅原は「このチームでは在籍も長く、試合に出てることもあって、監督とコーチからチームの中心となってやってほしいということは言われた」と自分の役割を理解。「先頭に立ってやっていくことをチームから期待されているので、そこは頑張りたい。もっともっとやらなければいけないと思う」と自らを鼓舞した。

 チームでの成長が日本の力になる。日本代表では右サイドバックで不動の座を築き上げようとした矢先の不調。菅原はベスト8敗退となったアジア杯を振り返り、「自分のパフォーマンスを見たときに、良くはなかったので、そこはやはり反省」。「日本代表として戦う覚悟が足りていなかった」とし、「勝利に対してどう努力するかというところは必要だと思った。そこを日常からやっていく」と努力することを誓った。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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