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1試合3ゴールは今季4度も“ハットトリック”は1度もなし? ハリー・ケインをめぐる奇妙なルール

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バイエルンで活躍するFWハリー・ケイン

 バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインに関する「奇妙なルール」にイギリス『スポーツ・バイブル』が注目している。

 ケインは9日のブンデスリーガ第25節マインツ戦(○8-1)で今季4度目のハットトリックを達成。ブンデスリーガのデビューシーズンにおける4度のハットトリックは史上初の快挙となったが、ドイツの規則ではまだ一度も正式なハットトリックと認められていないようだ。

 同メディアは試合後に「ハリー・ケインがブンデスリーガ4度目のハットトリックを達成するも、奇妙なルールでカウントされない」と題した記事を掲載。「イングランドではどの時点でも3ゴールがハットトリックとみなされ、試合球が渡されるが、ドイツではそうではない」とし、「ハットトリックとなるには3つのゴール全てが同じハーフで、その間に他の選手が得点することなくゴールを決める必要がある」と紹介している。

 ケインがマインツ戦で挙げたゴールは前半13分、前半アディショナルタイム7分、後半25分とハーフタイムをまたぎ、その間に味方の得点も生まれていた。

 また、第5節ボーフム戦(○7-0)、第9節ダルムシュタット戦(○8-0)、第10節ドルトムント戦(○4-0)で1試合3ゴールを記録した際も同じハーフでの連続3得点ではなく、同メディアは「厳格な規定により、これらの得点は正式なハットトリックとはみなされない」と指摘。「彼は最初のハットトリックをいまだ模索中だ」と伝えた。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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