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「クロップが最後に獲得した逸材だ」シントトロイデン元コーチが遠藤航について言及「本当にシャイだった」

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MF遠藤航

 かつてシントトロイデンでアシスタントコーチを務めたイッサメ・シャライ氏が、リバプールに所属する日本代表MF遠藤航について言及した。イギリス『スカイスポーツ』が27日に伝えている。

 2018-19シーズンから約1年半の間、シントトロイデンに在籍したシャライ氏。同じタイミングで渡欧してきた遠藤の印象は「本当にシャイで、英語もあまり得意ではなかったので、大変だった」。コミュニケーションを取るのが簡単ではなかったと当時を振り返る。

 そんな遠藤だが、ピッチ内外で見せたクレバーな姿に、チームメイトは徐々に魅了されていったという。シャライ氏は、チームの絆を深めるために考案された“脱出ゲーム”での逸話を明かした。
 
「彼らは暗号を見つけなければならなかった。選手たちが何をしているのかチェックできるようにカメラをいくつか用意したが、多くのコードを自分で見つけたのは遠藤だった。彼はピッチ上では非常に知的だ。しかし、ピッチの外でも非常に知的な男だ。そのため、他の選手たちからの信頼も厚かった」

 現在ではビッグクラブのリバプールで認められ、世界最高峰のプレミアリーグで成長を続ける遠藤。シャライ氏は「イングランドではまだ見たことがないかもしれないが、彼は頭で得点できるし、遠目からのシュートもうまい」とさらなる活躍に期待を込める。「(ユルゲン・)クロップが最後に獲得した逸材だ」と強調した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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