beacon

[FA杯]宮市が先発もムアンバが倒れ、試合は前半途中で中止に

このエントリーをはてなブックマークに追加

 FA杯準々決勝の2試合が17日に行われFW宮市亮の所属するボルトンは、アウェーでトッテナムと対戦した。試合は1-1で迎えた前半42分にボルトンのMFファブリス・ムアンバが意識不明になり倒れ込み中断した。両チームのメディカルスタッフがピッチに入り、人工呼吸やAEDを用いた処置を行ったがムアンバの意識は戻らず、担架で運ばれている。その後、ハワード・ウェブ主審は試合を中止した。

 宮市は右サイドに入り先発出場し、ウェールズ代表のMFガレス・ベイルとマッチアップするなど、見どころをつくった。試合は立ち上がりからトッテナムが優勢に進める。しかし、先制したのはボルトンだった。前半6分、CKからベイルのオウンゴールでアウェーのボルトンが1-0とリードする。

 だが、その後はリーグ戦で3位につけるトットナムが、地力の差を見せて猛攻を仕掛ける。同11分にはベイルが左サイドを突破し、逆サイドにクロスを送るとDFカイル・ウォーカーがヘディングで同点ゴールを挙げた。その後もトッテナムが一方的に攻め、宮市はほとんど見せ場をつくれなかった。

 そして前半42分、ムアンバがピッチ上に倒れ込んでしまう。両チームの選手、スタンドの観客もショックの表情を見せ、スタジアム中からムアンバコールが起こった。ハワード・ウェブ主審は、両チームの選手たちをロッカールームに戻した。中断から約10分後に、試合の中止が発表されている。

 また、もう一試合のエバートン対サンダーランドは1-1のドローに終わり、再試合が行われることになった。

トッテナム 1-1 ボルトン(前半42分で中止)
[ト]カイル・ウォーカー(11分)
[ボ]オウンゴール(6分)

エバートン 1-1 サンダーランド
[エ]ティム・ケーヒル(23分)
[サ]フィル・バーズリー(12分)


▼関連リンク
欧州組完全ガイド

TOP