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バースデーゴールで今季9点目 香川「素晴らしい誕生日になった」

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 ブンデスリーガは17日、第26節2日目を行い、日本代表MF香川真司の所属する首位ドルトムントはホームで6位ブレーメンに1-0で競り勝った。この日が23歳の誕生日だった香川はトップ下で4試合連続の先発出場を果たし、前半8分に先制点。2試合ぶり今季9点目を決めると、これが決勝点となり、6試合ぶりのフル出場でチームの2戦ぶり勝利に貢献した(試合の詳細はこちら)。

以下、試合後のコメント

―誕生日に決勝ゴールを決めたが?
「誕生日にホームでゴールを決められるというのもなかなかない。素晴らしい誕生日になった。これまで、こういうリーグ戦の日が誕生日だったというのは覚えてないかな」

―サンタナに寄って行ったが?
「彼も誕生日だったから、試合前から(行くと)言っていた」

―ブレーメンの印象は?
「前半から切り替えも速くして相手を圧倒した。2、3点取りたかったし、取れたのに、自分たちで苦しくした」

―相手に自分たちのやり方がはまった?
「自分たちのサッカーをしたからよかった。ホームのメリットもあって、相手が圧倒されていた。切り替えを速くして、優位にして連動できていた。相手はあんまりだったと思う」

―1点差の試合が続いているが?
「もちろん、2、3点目を取れないといけないし、もっと楽に勝てた試合。ここに来て、こういう時期もあると思う。今は徹底して、(もっと取れるように)意識して改善するしかない。厳しい試合に勝ち切れているのはいいことだけど、流れもあるし、バイエルンみたいに7点取れる日が来るかもしれない。辛抱強くやるしかない」

―選手としてはどういう感覚?
「一時期の勢いは見えないかもしれないけど、それでも前半みたいに圧倒して1点取れている。取れるか取れないかだけど、ここ3試合くらいは取れてないことで苦しくはなっている」

―今日の個人的な感想は?
「相手はガツガツ来ないし、チャンスは来ると思っていたら、前半に来た。後半にもあったのに、決められなかった。2、3点目を取れたのにと思う」

―良いトラップができていた。
「シュートまでのトラップであったり、それが持ち味。そこからゴールを決められれば良い形だった。いいイメージがシュートにつながっているかなと思う」

―リラックスしていた?
「体が動いているし、シュートへの意識を高く持っている。それがトラップにつながったと思う」

―レワンドフスキなど去就の話も出てくる時期だが?
「どうしようもないというか、出てくる問題。そういうのもあると思う。僕も騒がれているが、そこは(代理人に)任せて、試合に集中して。選手は集中して、余計なことは考えないということしかない」

―中2日でドイツ杯だが?
「難しい試合になると思うが、決勝に行けるチャンスがある」

―試合後はケリーに押し出されてサンタナと2人でサポーターの前に出ていたが?
「誕生日だったし、2人で感謝してくれた」

―あのスタンドはどう見えている?
「言葉にならないですよね。素晴らしい気持ちというか。ドルトムントだから味わえる」

―引き分けで連勝が止まった前節からの流れは?
「もう一度切り替えてサッカーをしようと話していた。1-0ですけど、内容は伴っていたと思う。そこまで落ち込んでいない。ポジティブに結果が来たと思う。話し合いは、チームで軽く切り替えようっていう話があっただけ」

―ケガで練習を休んだそうだが?
「膝が痛かったので。先週よりはいいので、テーピングはしていない。それについては最善の注意を払いながらやりたい。この時期だから疲労も来ているし」

―ゴールシーンについては?
「イリー(ギュンドガン)がうまく折り返してくれた。ゴール前に人数がたくさんいるというのが僕たちの良さ。それが表れたゴールだった。みんなで取ったゴールだと思う。いい時間帯に取れたからこそ2、3点目を取りたかった」

(取材・文 了戒美子)

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