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途中出場の宮市、相手に警戒されて好機つくれず

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 プレミアシップは9日、第33節の1日目を行い、日本代表FW宮市亮を擁するボルトンは、4連勝中と好調のニューカッスルと敵地で対戦し、0-2で敗れている。ベンチスタートとなった宮市は、後半33分に出場したが、決定的な仕事はできなかった。

 両チームともに土曜日に第32節を戦っており、中1日での試合ということで、動きが重い。前半はほとんど見せ場のないままに終了する。後半に入り、最初に流れをつかんだのは、16位のボルトンだった。後半3分、セットプレーの流れからPA内でボールを拾ったMFクリス・イーグルスがシュートを放ったが、GKティム・クルルに防がれる。その後も右サイドのイーグルスを中心に攻めるボルトンは、同8分にも左SHマルティン・ペトロフがゴール前にクロスを送る。中央で2人が飛び込むが合わせられず。さらに同20分にもFWマーク・デイビーズが好機を得るが、トラップで処理しきれずにチャンスをつぶしてしまった。

 この日は2トップを採用していたニューカッスルは、FWデンバ・バを下げて、FWショラ・アメオビを投入する。なかなか流れをつかめなかったが、同29分に自陣でボールを受けたMFハテム・ベン・アルファが中央を突破。寄せの甘いボルトンの守備を切り裂き50mあまりを独走して、先制点を流し込んだ。

 先制を許したボルトンは、直後の78分に宮市亮とFWダビド・ヌゴグを投入する。しかし、流れは変えられずに5分後には右サイドを突破したアメオビから、中央のFWパピス・シセが追加点を許して0-2とリードを広げられてしまう。

 その後も、宮市がボールを持った時に、ニューカッスルは3人のDFで対応してくるなど、好機をつくらせてもらえず。結局、試合はニューカッスルが2-0で勝利し、5連勝を飾った。同時刻に開催されたトッテナム対ノリッジで、3位のトッテナムが敗れたため、勝ち点59で並び、勝ち点で並んでいたチェルシーもかわし、ニューカッスルが暫定5位に浮上している。

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