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ナスリ、代表落選に「準備していた」 理由には納得せず

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今後については時間をかけて考える必要あり

 マンチェスター・シティMFサミル・ナスリは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)に向けたフランス代表のメンバーに選出されなかったことについて、準備はしていたと話している。

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、23名の招集メンバーに加え、7名の予備登録メンバーにもナスリを含めなかった。ナスリの恋人は指揮官に激怒し、『ツイッター』で罵倒している。

 ナスリはイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで、落選について次のように語った。

「準備はしていた。分かっていたよ。フィーリングを感じるときがあるものだ。自分が監督と話したくて、でも彼が自分と話すことを望んでいなければ、W杯には行けないと分かるものさ! 気持ちの準備はしていた。ショックだった。でも、気持ちの準備はしていた。だからOKだ」

 シティのサポーターは、プレミアリーグ最終節でも優勝をもたらすゴールを決めたナスリの落選に驚いているだろう。

「そうやって人が言ってくれるのなら、何か良いことをしたということだね。僕に何が言える? 僕は彼の選択を尊重する。彼は僕を選びたくなかった。フランス代表の幸運を願うよ。僕が代表のことを考えるには、少し時間が必要だ。W杯を逃すのはこれで2度目だからね」

 デシャン監督はナスリを外した理由について、代表ではシティと違ってレギュラーではなく、本人が控えを望んでいないからだと話している。だが、ナスリは次のように返した。

「それは少し受け入れられないね。どの選手だって、ベンチで満足だとは言わないだろう。それが唯一の言い訳だとしたら、受け入れるのは少し難しい。代表での自分の将来がどうなるかは、バカンスの間に少し考える必要がある。W杯を逃すのは、選手にとっては本当につらいことだ」


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