「ウィガン戦と同じ戦い方をする」

　マンチェスター・シティは12日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、敵地でバルセロナと対戦する。MFサミル・ナスリは、FAカップ準々決勝で敗れたウィガン戦と同じアプローチで試合に臨むと語っている。

　シティは9日に行われたFAカップ準々決勝で、ウィガンと対戦しホームで1-2と敗れ、大会を後にしている。ナスリはウィガン戦での敗北が、バルサ戦で生きてくると信じている。

　試合を控えたナスリのコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』は、以下のように伝えている。

「間違いなくウィガン戦と同じ戦い方をするだろう。試合に負けたら、僕らは終わりだよ。だけど、もし結果を残すことができたら、ファンタスティックだろうね。僕らは失うものが何もないと思っている」

「最初から攻撃を仕掛け、早い時間帯でのゴールを狙うよ。もし結果を得たいのであれば、素晴らしいプレーをしなければならない。そして、ウィガン戦から学び、最初から試合に集中していく必要がある」

　ナスリは4年前にアーセナルの一員としてバルサと敵地で対戦している。その試合ではFWリオネル・メッシに4ゴールを許し1-4で完敗している。

「いい思い出ではないね。でも、あのときのバルサの方が、今のバルサより強かったと思う。当時のメッシは誰も止められなかった。そんな相手と対戦していたんだよ。彼は4ゴールを決めた。今回はそうならないことを願っている」

　なお、先月行われたファーストレグを0-2で落としているシティは、アウェーゴールを奪っての2点差以上の勝利が必要となっている。

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