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ヴィエラ氏、ナスリ落選に「驚きと落胆」

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シティとフランス代表の先輩が擁護

 マンチェスター・シティのフットボール・ディベロップメント・エグゼクティブを務めるパトリック・ヴィエラ氏は、シティMFサミル・ナスリがブラジル・ワールドカップ(W杯)に向けたフランス代表に選出されなかったことに「驚きと落胆」を感じているとコメントしている。

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は13日に代表候補メンバーを発表。予備メンバーを含めた30名にナスリを含めなかった同監督は、プレーの面に加えて、控えであることに納得しない様子を見せていたことなども落選の理由だと話していた。

 フランス代表の先輩でもあるヴィエラ氏は、シティで活躍するナスリの落選について次のように語った。イギリス複数メディアが伝えている。

「W杯で優勝したいのなら、ベストの選手たちを選ばなければならない。今年のサミルはファンタスティックだったよ。W杯に行くためにすべてをやっていたので、彼が行けないことに驚いているし落胆している」

「彼は我々の成功のために大きな役割を果たした。ゴールを決めてきたし、アシストもしてきた。彼の成長ぶりや、チームへの影響力は素晴らしいものだった。彼はポジティブな青年で、本当に必死に頑張っているし、今まで以上に責任を背負っている」

 デシャン監督が問題視した規律面に関しても、シティでは何も問題はないとヴィエラ氏は主張した。

「彼には強い個性がある。フランスはそういう個性に対処しきれないこともあると思う。サミルとは代表チームで一緒にプレーして、今もここで一緒に仕事をしているけど、シティで彼との間に問題があったことは一度もないよ」


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