イタリア代表のチームドクターが、捻挫によってイングランド代表とのW杯初戦を欠場したGKジャンルイジ・ブッフォンについて「コスタリカ戦に出れるかどうかを明言することはできない」と語ったとfifa.comが報じている。

　ブッフォンは13日に練習で足首を捻り、同日の記者会見を欠席。イングランド戦はGKサルバトーレ・シリグが代役を務め、2-1で勝利した。チームドクターは「ブッフォンは特殊な怪我をしていて、普通のくるぶしの捻挫じゃないんだ。怪我のすぐあとは、ワールドカップに出られないのではないかと不安がっていたみたいだ」と語ったが、懸念された膝への影響はそれほどない模様。「特別な治療法を今受けていて、レントゲンをとるかどうかはこれから決める。出来る限り彼を出場可能な状態にさせるよう全力で取り組む。すぐに回復に向かうと我々は考えているが、しかし彼の健康が第一だ」と語ったという。

　また左太ももの負傷によって同じくイングランド戦を欠場したDFマッティア・デ・シリオについては「いつ戻るかはわからない。まだ皆と同じようなトレーニングができる状態にはない。というのは、筋肉系の痛みに対してそんなリスクをとることはできないからだ」とコメント。ただデ・シリオも大会期間中には復帰できる見込みで「間に合わせることはできると知ると、(本人も)笑顔を取り戻した」と大事には至っていないことを明言している。

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