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[プレビュー]ウルグアイvsイングランド リバプールの2トップが敵として対峙

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[6.19 ブラジルW杯D組 ウルグアイ(日本時間20日4:00)イングランド サンパウロ]

『死の組』と呼ばれるグループDで初戦に敗れ、崖っぷちに立たされたW杯優勝経験のある2か国の激突だ。決勝トーナメント進出への望みをつなぐのは、ウルグアイ代表イングランド代表のどちらになるだろうか。

 初戦でイタリアに敗れたイングランドには、エースのFWウェイン・ルーニーを外すべきとの声も上がっている。ルーニーはイタリア戦では左SHで先発し、FWダニエル・スターリッジのゴールをアシストした。しかし、CKのミスや決定機を外す場面もあり、本調子ではないのは明らか。ウルグアイの最終ラインは、初戦でロングボールに対する弱さを露呈しており、状態の良いルーニーであれば、中盤の底からでも精度の高いロングボールを供給できそうだが、どれだけ状態が回復したかが問われる。守備面では左SBレイトン・ベインズが攻め上がった背後を突かれる回数が多かった。イングランドでプレーするFWルイス・スアレスが出場すれば、その穴を見逃すことはないだろう。第1戦で露呈した左サイドの不安を解決することはできたか。

 イングランド以上に心配なのが、格下のコスタリカに番狂わせを許したウルグアイだ。序盤こそコスタリカを押し込んだものの、結局ゴールはPKの1点のみ。イングランド戦にはエースのFWルイス・スアレスが復帰する見込みだが、最終ラインでは右SBのマキシミリアーノ・ペレイラが出場停止。さらにキャプテンであるDFディエゴ・ルガーノも左ヒザを故障しており、この試合を欠場する見込みだ。アーセナルから期限付き移籍で放出されたコスタリカ代表FWホエル・キャンベルに切り裂かれた守備は、2人の主力を欠き、リバプールでスアレスとともに得点を量産した快速スターリッジを抑えきれるか。

■FIFAランキング
ウルグアイ 7位
イングランド 10位

■対戦成績
ウルグアイ 4勝3分3敗

■テレビ中継
フジテレビ系

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