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リヒテンシュタインに4点勝利も…イタリア指揮官は「8得点できた」

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イタリア代表を率いるジャンピエロ・ベントゥーラ監督

 12日、ロシアW杯欧州予選が行われ、イタリアはリヒテンシュタインと対戦し、4-0で勝利した。試合後に同国を率いるジャンピエロ・ベントゥーラ監督は「倍の数の得点が入っていてもおかしくなかった」と話している。イタリア国営放送『ライ』が伝えている。

 この試合では、アンドレア・べロッティが2得点を叩き込んだ他、チーロ・インモービレとアントニオ・カンドレーバがネットを揺らし、前半だけで4得点を奪っている。だが、指揮官が納得がいっていないのは0点に終わった後半だろう。何故なら、同じグループのライバル、スペインはリヒテンシュタイン相手に大量8点を奪っているからだ。

 スペインが8得点を決めたことに関して問われたベントゥーラ監督は「他のチームの成績との比較は意味がない」と話す一方で「チャンスの数を考えると、倍の数の得点が入っていてもおかしくなかった」と、試合を振り返っている。

 だが、勝利自体には一定の評価を下している。「もっとも重要なのは勝利だ。そういう意味ではパフォーマンスに満足している」と満足感を示した。「前半は良かった。4得点も決めたのだから。それ以外にも追加点のチャンスがあった」と前半のプレーを評価した。後半については「集中力もあった。あと1点決めれば変わっただろう。皆頑張った」

 来週火曜日には、世界王者ドイツ代表との親善試合を控えているイタリア代表は、今、変革期を迎えている。7月から指揮を執るベントゥーラ監督はこの試合で新システムを採用するなど、新たなチャレンジを試みている。それだけに、早期の結果を求める声に対しては、「明日の時点では、まだ、努力の果実は実っていないかもしれない。でも明後日はわからない」とやんわりかわしている。


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