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会長らが電撃退陣のユベントス、デル・ピエロ氏が心境を告白…クラブ復帰を否定せず

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アレッサンドロ・デル・ピエロ

 ユベントスでアンドレア・アニェッリ会長やパベル・ネドベド副会長ら取締役会のメンバーが総辞職して激震が広がる中、クラブのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が反応した。

 12年間にわたってクラブの会長を務め、セリエA9連覇を含むタイトル19個を獲得したアニェッリ会長の退陣劇を受け、クラブが輩出したレジェンドのデル・ピエロ氏が口を開いた。元背番号10番は『beIN Sports』のインタビューに応じると、自身の心境を明かした。

「私はユベントスで20年以上を過ごし、ファンやオーナー、クラブとは深いつながりがある。ユベントスは私が素晴らしい旅を過ごした場所であり、クラブにまつわるあらゆるニュースに心を打たれ、揺り動かされる。アニェッリからネドベドに至るまでの全員が素晴らしい瞬間を共に過ごした友人であり、悲しいことだ」

「ユベントスのような伝統を持つクラブが、2006年のセリエB降格から始まりセリエA9連覇と、このような絶頂とどん底を経験しなければならないことが信じられない。現在の状況は非常に残念に思っている」

 すでにファンの間ではクラブの新体制発足へ向けてバンディエラの帰還を待望する声も上がっている。ロサンゼルス在住のデル・ピエロ氏は現時点でクラブ関係者から連絡がないことを明かしつつ、今後のユーベ復帰の可能性については否定していない。

「我々は世界の頂点からどん底へ落ち、それからまた復活するなど多くを経験してきた。これから何が起こるのかを見守りたい。私の復帰? クラブのプランは分からないし、誰からも連絡を受けていないので、どうなるのかは分からない。だがトリノにはまだ私の家がある…」

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